観覧車

一番上に上がるまで
ずっと手を繋いでいよう
高いところが苦手なキミは
ちょっと不安そうな顔
大丈夫って言っているに

闇が二人を包んで
誰もいない空間へ
瞳に写るのはもうキミだけ
このまま時が止まれば
そっと願った冬の空で

星よりキラメク風景が
だんだん大きくなって
地上に近づいたらキミの
少し赤くなった頬を
両手で包んであげるから

このまま空を飛べたら
このまま二人だけで・・・




■写真 えんと














































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